「明日の225」(株式全般)


<2004/11/1>
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<野に遺賢無き事を賀す>(忙しい人は最後を読むべし)

これは、唐朝、第5代皇帝の玄宗(李隆基)の宰相:李林甫の言とされるものですが

簡単に言うと、

玄宗タン:「おい、宰相、優秀な人材を探して来い」
李林甫:「陛下、我が国には優秀な人材は総て登用済みで、誰もいません」

と言う感じですか。
玄宗と言えば、若年頃からその才能を期待され、事実、唐朝を事実上算奪していた「即天武后」の死後にその一派を粛清して、唐の本流を回復させた人物であり、
即位当初は、優秀な人物の言う事にも耳を傾けていた訳ですが、
中年に及んで、「楊貴妃」と耽溺な生活を送るに及んで、色々と国情の変化して来た訳ですな
(ちなみに「楊貴妃」は息子の嫁)
当然、その過程で玄宗を補佐する人間の質も変わる訳で、役人出身の”国家を憂える”優秀な人間よりも、”今の自分を追認してくれる”宦官”(高力士)や”皇族出身の宰相が誕生して来る訳です
その代表格が、「李林甫」(あえて、玄宗の即位前の名前”李隆基”出しているのは、同族と言う事を示す為)
しかし、こうかくと、李林甫の名誉をオトシメそうなので、彼の業績を書くならば、
1)異民族出身の軍閥の登用(所謂節度史:有名な所では”安禄山”)
2)地方に役人を派遣して、腐敗役人(と言うレッテルを貼って)を”一掃”
3)阿部仲磨呂(日本からの遣唐使留学生:「天の原、ふりさけ見れば春日なる、三笠の山に出でし月かも」)の登用
と言う”功績”が

ま、要するに、自分を脅かす者は排除したと
(異民族(阿部仲磨呂:安禄山)は、唐の法制下では宰相にはなれなかった)
とは言え、彼は”無能”だった訳では無くて、後の玄宗と楊貴妃の悲劇を産む、「安史の乱」(所謂、安禄山の謀反)は、彼が存命中は起きず、唐朝の秩序は保たれていた訳です
これは、反乱を犯した、「安禄山」が自ら語っている事ですが、「宰相(李林甫)は、何か言っておられたか?」と言うのが口癖で、(李林甫が何か喋る時は、人が消える時と言われた:「口に蜜有り腹に剣有り」)
常に、その存在を恐れていたとされ、実際に彼が謀反を起こしたのは、李林甫亡き後、宰相が楊貴妃の兄「楊国忠」になってからと言う事からも、
その手法はともかく、国政においては、”安定感”はあった訳です(ロシアのストルイピンとも似ているが)
問題なのは、冒頭の「野に、、、、、」では無いですが、”変化”を疎んじた事
文化:文明の発達には、時として、”安定”と言う事も大事な要素ですが、
それが、”沈滞”と言うのでは不味い訳ですな
そう言う点で、「李林甫政権」は、唐朝を輝ける太陽の座から、黄昏の輝きに落してしまった、と言う重大なミスが有る訳です
(ちなみに、”高力士”に関して、評価は分かれるが、個人的には(と言うか、中国的な大義名分論から言えば、)”忠臣”でしょうな)

<と、言う訳で>

月初めなので”講話”などを(w

ま、別に、何が言いたいかと言って、要するに「沈滞」と言う事が総てな訳で?
早く、「底打ち反転」して下さい、と
先週の「月は東に:日は西に」で書いた様に、ここからは、”地獄巡り”をしなくてはいけません
当然、それは、”激下げ”、”追証の恐怖”と言う現象をキボン♪と

やや、真面目に書くならば、今がテクニカル的に、底だ、これ以上は下がらないんだ、と言っても、上に行かなければ、どうしようも無い訳で、それが出来無い以上は、そんなテクニカル上の指標はナンノ役にも立たない訳です
もちろん、それは、”役に立たない”と言うのでは無く、ネット取引の拡大普及によって、従来よりも厳しい数字で観て行く必要が出て来たと言う事なのですが、
例えば、「出来高」をとってみても、今のネット売買では一日何往復もあったりする訳です
その辺を捕らえて、出来高が「10億株」と言ってもどれほどのモノがあるか疑問な訳だし、
騰落レシオにしても、信用評価損率にしても、同様な訳です
4月を経て5月急落以降、相場らしい相場が無いと言うのは、結局の所、5月に匹敵する様な”急落””篩い”が起きて無いと言う事でしょう

つまり、、、、「変化が乏しい」と

だからこそ、相場も動かないし、全然上がる気配が無い訳です
今回、5月の様な急落が起きる?とは言いませんが、少なくとも、それに近しい様な動きが無いと、「それなりの戻り」は出ても、「上昇相場発生」と言うには厳しいモノがあります、と

<日柄等>

今の現状では、「三井住友」が相場のバロメーターとして機能しているか怪しい部分があるので、
他の銘柄を代替させて観て行くと、今の所「14日周期」で来ています
その辺と”SQ”を絡めて行くと、11月の10日11日と言うのにかけて”急落”が起きれば、買い向いと言う事で良いと観ます
もちろん、それは、「底打ち反転」と言う事ではあって、その突っ込みに買い向いをすれば、”少なくとも損はしない”と言う事であって、
上昇に移れるかどうか?は、上述の様に、どれくらいの”阿鼻叫喚度”がでるかに掛かっているので、ナントも言い難いものが有りますが、
まあ、その辺を目安に動きがあれば大凡”嵌まり”と言う事になるとは思います
この点、「大統領選挙」に絡んで御祝儀上げと言う事も言われていますが、
その辺は、「原油の動向」と絡んで、素直にそうなるのか?は怪しいとは思います
が、
そこで、上がったと言っても、それは「日柄」と言う点からは、少々辛いものになるので、イレギュラーな上げと言う事で、その後の継続性や、「底打ち」と言う観点からは、厳しいモノがあり、
逆に、その事が起因して、更に「底打ち反転」が遅れると言う事も念頭にはいれて置いた方が良いとは思っています





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