「明日の225」(株式全般)


<2004/12/24>
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<構造改革>

と言う言葉が使われ出してから、久しいのだが、きつい言い方をするならば、誰にとっての構造改革だったのですか?と
それは、言う迄も無いのですが、
この「構造改革」が、”結果”として、進捗した大きな背景には、所謂「IT化」と言う事も無縁では無いと思っています
この「IT化」によって、大雑把に言えば、「中間コスト」や「人件費」が削減されてと言うのが、一般論的な能書きで、その恩恵を被ったのは、「中間コスト」が大きい「物流」や「労働集約的産業」の「金融」と言った所でしょうか
2000年〜2001年に掛けての「IT相場」は、そう言った流れの端緒として、「ITインフラ」に関わるものが、物色を集めた経緯がありました
それは、当時から、いや、今から振り返っても、「バブル的」と言う様相だった感は否めませんが、
それから、3〜4年を経て、日本国内の金融不安も”一応解消され”、「失われたX年」等と言うフレーズもそろそろ、消えかかって来ています
「21世紀」に入ってからの相場展開は、言わば、「崩れつつある土台をどう維持するのか?」と言う相場であったとは思います
しかし、それの目鼻が付いたと言う状況を踏まえるならば、今後は、「得られる果実の評価」と言う事に推移して行くと考えて行きたい所です
ここに来て、「建設業」の株価が堅調に推移して来ていますが、その辺も何か、新しい予兆を言うものを含んでいるかのようで、来年の相場迄、もう、僅か(今年は休みが少ないのは、相場人にとっては良い事ですな)の年内、ゆっくり、お正月は、「銘柄探し」に勤しみたいたい所です

<ト言う訳で>

色々と観て行きたいとは思いますが、(今日はITにちなんで)

「ITの果実」には、何があるだろう?と
大雑把に分けるならば、
1)「IT化」により、ダイレクトに恩恵を受けるもの
2)「IT化」があって、初めて、恩恵を受けうるもの
3)「IT化」によって、”反射的な効果”を受けるもの
と言う感じですか
(まあ、色々と区分の仕方は有るでしょうが、一応こんな感じで)

1)番目の業態としては、「ネット証券」と言う事が筆頭に来るとは思います
  もうこれは、すでに、株価的にも反応が出始めている部分かもしれませんが、今後と言う事では、非常に大きい部分ではあると思います
当然、これは、「ネット証券」のインフラを支える、保守:運用と言った分野もその恩恵に預かる訳で、この辺は、2000年の「IT相場」の時とは違って、正当な果実として、評価を受けていっても良いとは思う所です

2)番目の業態としては、「コンテンツ」と言う事になるでしょうか?
  かなり、言い古されている「コンテンツ」ですが、では一体「コンテンツ?」と呼ばれるのは何ですか、と言うと、これまた、難しい訳です
筆頭としては、「ゲーム」と言う事になりますか。
(「アダルト系」が最重要なコンテンツと言うのは当然だが、それに値する業界が無いので、まあ、スカパーとか、WOWOWを入れると言うならば、そうなるし、デジタルアドベンチャ−と言うなら、そう言う括りでしょう)
しかし、「ゲーム」と言うのは、なかなか評価が難しい
韓国の様に、「ネトゲ」(所謂ネットゲームの事:まあ、ネットでやる将棋や囲碁も、その範疇ですな)
が盛んで、死亡者まで出る位なら、話しは簡単ですが、まだ、日本はそこ迄は行っていない
しかし、「ネット」と言うものが、確実に普及している現状には、特有の要因がそこには有ると思う訳で、
それは、「距離感を伴った人恋しさ」であって、その辺の部分が、適度に勘案された「ゲーム」が出てくれば、それは起爆剤にはなるのだろうな、と
あく迄、個人的な私見ですが、「ファイナルファンタジー」が、「ネトゲ」に進出して、どの程度の”成功”を収めたと言えるのか?と言う部分はあります
「集団で行動する」と言う、「RPG」の特性を考えれば、その辺の評価は微妙ですが、(何処迄、リアルな日常を折り込ませるのかと言う事ですかね−擬似的な対人関係とか)
今の時点では、良く出来ていると言う感じはします
それは、「対戦型」も同じにはなる訳ですが、
その辺は、「ブランデイング」と言うよりは、「中身の方の精査」の方が、重要な部分な気はするので、割愛をせざるを得無いですが、
「どこかで、誰かと繋がっていたい」と言う事を巧く体現出来ているので、あれば、それは多分独壇場にはなるのでしょうな、と

3)番目の業態としては、「消極的な反射的効果」としては、「マスコミ」とかが入って来るでしょうか?
ネットの普及によって、「情報の非対称性」は非常に薄くなりました
(勿論、株において、本当のディープな情報と言うのは今も昔もかわらないですが)
それなりの、「思考力」や「判断力」があれば、”ネット”を駆使出来るならば、「マスコミ」の存在意義は、非常に希薄化されている訳です
実際、それは、影響力と言う事も含めて、”ネット”における直接性に、ほぼ負けて来ている訳で、
その辺の事を意識しての動きが無いならば、この業界は、非常に先行きは暗いと言う事は言えます
強いて言えば、「新聞は殆ど無用でしょう」
「TV」に関して言うなれば、その映像の観点から、「TV」でしか出来ない、実証性や、直接性を何処迄、追求出来るか?によっては、今後の役割は有りますわね

他方、「積極的な反射的効果」としては、「教育」と言う事になるでしょう
「IT化」がどんない進んでも、DVDに六法全書が入っても(別に有斐閣を非難している訳ではありませんW)、「人」に対して、「物事の筋道」を教える、と言う事は、絶対に無理なんですね
勿論、”絶対”と言う語彙はNGワードの様な気もしますが、どうしても、発達の過程では、何かを導く事が必要になって来るものです
自分の「判断力」「思考力」は何処から来ましたか?と言えば、何もまっさらな状態では何も無い訳です
それは、印度で、狼に育てられた人間が、どう言う状況であったかを考えれば、分る事ですが、
ある程度の「発達段階」迄は、何かが必要と(人の手が必要と)なる訳です
「2001年宇宙の旅」の様に、機械が子供に接する(子供で無くても良いですが、それは)のは、今の段階では無理な訳で、相手に”対応する”、「言語的」「物理的」なコミュニュケーションが確率されていない内は、これは、どうやっても、「IT化」は出来ない訳ですな
ま、御託は置くとして、要するに、「教育に関わる産業」は、「IT化」で、代替性の効かない、殆ど唯一の産業だと
まあ、これが、相場の動静として、評価を受けるかどうか?は別ですが、
先の「ネトゲ」でも触れた様に、「適度な人恋しさ」と言うものが、どうしても前面で出てしまうモノは、バランスは難しいと言う部分ではありますな
「新聞」や「マスコミ」が、衰退産業である、或いは、”面白く無い”と言うのは、「インタラクティブ」等と言っておきながら、実は、非常に”一方的な”モノ言いしかしていないと言う部分が如実だからと言う事では?と
「ネット証券」や「ネット金融」等とは違い、「求められる要素」がある「産業」は強い訳です
「IT化」は、「構造改革」と言う名の元で、日本国の秩序を相対化させてしまった訳ですから、
その「IT化」の果実を評価する際には、当然、価値相対化の流れにおいても、”存在を失わないモノ”かどうか?と言う判断は必要になって来るでしょうね


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