「明日の225」(株式全般)


<2004/12/30>
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<サイクル>

今年の相場も終了して、では来年度と言う事になって来るが、どの辺がターゲットになるのか?
ま、その辺でもモノして

基本的には、「株高の流れ」と言うのは、継続していくと考えている
それは、折に触れて書いている事だが、「金融政策」以外に、活路が無いのが、今の世界経済の基本的な潮流と言う部分に拠っている
この点に付いては、(新古典派の流れを組む)「マネタリスト」や「合理的期待形成」の考え方と、我が国の「有効需要創出策」(所謂:ケインズ)とは齟齬が有ると見る向きも有るだろうが、
だからこそ、我が国の「国策」が、どれもこれもピント外れで、何も成果を上げなかったと言う事になるのだろうし
それゆえ、”外資勢”に良い様にやられているト言うのが、ここ迄の(これからの?)現状であるのだが、
結論から言えば、自浄作用が無い為に、最終的には人様の手を借りて、様々な負の遺産の処理をして来たと言う事になろうか
しかし、その過程で、ある意味「株式市場」が従来の産業構造から独立的な地位を占めつつあるとも言える訳で、(乖離しているとも言うが)より、直截的には「理論的な経済サイクル」が妥当し易いと言う事も言えるかも知れ無い

言う迄も無い事だが、ここ迄の株価上昇は、「不良債権処理」と言う御題目の元、「銀行株」に牽引されて来た部分は大きい
では、来年以降も、このセクターが、と言う事になるか?と言えば、それは少々難しい部分も有ると観ている
勿論、「銀行株」が「株式市場の指標」である事は変わり無いのだが、「不良債権処理」と言う、言わば”後ろ向き”の価値観での株価上昇は既に、2003年4月以降から十分折り込んで来ている訳で、
これが、「大きなテーマ」と言う意味での「柱」として物色される為には、”投機的な動きがあるか”或いは、”新しい収益性の確認”がなされない限りは、それほどのパフォーマンスは望めないと考えたい

他方、「製造業」的な部分で言えば、「在庫」「設備投資」と言った基本的な部分において、どれだけのミスマッチが出て来るのか、によって大きく左右される事になる
この辺は、特に「半導体セクター」に顕著になるだろうとは思われるが、
「実情」と「投資側から観た観測」との間がどれだけ一致しているか、つまり、”客観性:中身”が云々では無くて、”主観的な”部分での齟齬が少ない事が、今後の株価パフォーマンスと言う観点からは重要になるだろう
直近「アドバンテスト」の動きは非常に強いのだが、何度も書いているが、この背景には「野村證券」の采配が大きく寄与している為に、特に、注意を促してみたい

同じく「製造業」的な話で観て行くならば、「建設業」に関しての注意も怠るべきではないだろう
所謂、「キチンサイクル」で言うサイクルの部分と、先にも述べた「負の遺産の処理」と言う観点では、まだ、本格的な相場を示顕していないセクターであるから、
この分野に置いては、「バブル的な」と言う相場状況が発生すると言う事も考えられる

翻って、「消費」と言う部分からのアプローチをしていくならば、
特に、景況間が改善している訳では無い以上、多くの消費セクターは、精々TOPIXに比してと言う動きで十分と観ている
しかし、ここで注意をしておきたいのは、「従来の消費セクター」とは違って、「ネット系の消費セクター」に関しては、別途の動きをして来る可能性は大いに有ると言う点である
これは、言う迄も無く、「楽天型モデル」や「ネット証券型モデル」と言う、一つの成功事例の「収穫期」に差し掛かって来た事に注目をしているのだが、
その中でも、従来の「労働集約型」をカットしたと言うものでは無く、どれだけ「汎用性」を包含しているのか、と言う点が問われて来ると観ているので、
極めて、酷な言い方だが、「キラー性」を持つ(つまり優位性を確保している)企業へ特化した形での動きになるのではと考えたい

以上、来年度は、「従来の流れ」を「改めて」
「次の扉」を開いて行くだろう、乃至、築いて行くだろうと言う分野での”相場展開”と考えたい
当然それは、”あたらしさ”を評価する流れであろうから、一部の例外を除いては、「手垢の付いて無いもの」が主役になって行くだろうと思うし
だからこそ、余り馴染みの無い銘柄が相場を作って行くト言う事も十分あるだろう
その中には、「古くて新しいモノ」もあるとは思うが、
どれだけ、「夢」と「現実」の乖離が少ない「新しさ」であるか、
これが、一番のポイントになって来る、として、今年の大納会の結びに代えたいとオモフ。



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