<金曜日のUPをした事を忘れまして誠に申し訳有りません>

一昨日の事だが、母が東京で買い物をすると言うので、付き合う事になったのだが、
目当ては「ただ飯」にあやかると言う事の他に、「優待」で持つ事になった「東京會舘」をどう調達して、どう捌いたのか?が気になっていた事もあったのは言う迄も無い
買い物と言っても御大層なものでも無く、「半端モノ処分市」なのだが、
母は衣類や枕を、私は「料亭のスッポン雑炊」がヒトパック650円→100円だったので、10個程買い、終了。
さて、お昼でもたべませう?と言う事で、
そう言えば、「天王洲」は良く知らないな〜〜〜と思って、雑誌をパラパラと見ていて
:「おっ、シェ=松尾がある」と言う事を発見していたので、その旨具申すると、
それは重畳と言う事で、決定。
で、「天王洲アイル」に降りたのだが、、、、、。
はっきり言って、土曜日で誰もイナイ上に、説明が良く分らなくて、お上りさん宜しく、右往左往する始末、、、、、、、、、。
結局、ヒトに聞き聞き、何とか辿り着いたのだが、
辿り着いて、一言:「素晴らしきカナ〜〜〜」
入り口(エントランス)からして、そこはもう、19世紀のナポレオン3世風の様相、
いやいや、これは期待出来そうですね〜〜〜♪と、
さて、準備も出来たと言うので「お席」へ。
いやいや、フジテレビを目の前に広がる”海”、”白い船”、”お台場”
:「いや〜〜あれがレインボウブリッジか〜〜♪」等と2人でみっともない事を関心する始末。。。。
そうこうする内にギャルソン登場で、メニュ−の選択、
”パトロン”の有り難〜いお言葉により「前菜」「魚」「肉」「デザート」のコースを(笑)
コースの選択も終わり、景色も一トウリ眺め終わった我々が「銀の食器」の並ぶ”ナポレオン三世風”の店内で、やおら話し出すのは、「株の話題」
:「そう言えば、例の東京會舘は?」と切り出したのだが、何と「衝撃の答え」が、、、、。
:「ああ、買ったんだけど、売っちゃった(笑)」と。
:「?????????はああ???」
:「皆で権利取りすると言う話ではなかったの????」
:「ああそうじゃなくて、、、、、、」
と、
良く良く話しを聞いてみると、どうやら権利取りの週の22日に「170円台」で”まず1枚”買ったらしい、
しかし、上がって来たので”もう一枚”追加で買ったらしい、、、、、、。
そして、権利取りの前日「200円を超えたので一回利益確定して、また200円台で買い直し」
権利落ち日に「寄り値194円」で逃げ切った、、、、と。
何と、母は、私が「東京會舘ガンバレー」と応援していた影で、ちゃっかり3回転程して「権利取り」アルファ「5万程の差益」を得ていたと言う衝撃の事実を語ったのだ。。。。。。。。
:「恐るべし」
時に、女のヒトの「株」における直感には「恐ろしい」っものが有る。。。。。。。
今回の「東京會舘」の事例もそうなのだが、
「チャートは分らない」「四季報は読まない」母が、軽々と掬って行く様を良く目にする、
ま、「株」は中抜きと言うか、何かなので、そう言う事に”直感”が働くヒトは良いんでしょうが、
それにしても毎日「チャート」に睨めっこしているこちらの立場がね〜〜〜〜と(笑)


さて、そうこう「株談義」を続けている内に”お料理”の方が、

まず、「前菜」
:「ホタテと海老を細かくしたミルフィーユ仕立て」
読んで字のごとしなのだが、白い曇りガラスの上に、「赤ピーマン」「マンゴー」「バジル」の三色のソース並び、”月並みな表現で言うならば”、あたかも一幅の絵の如し、と
:「本音を言えば、”シェ=松尾”の料理はどんなものか?」
:「最近アチコチに出店している様だし、、、、、、、、。」
とイサカカ、図りかねていたのだが、最初のこの一品で、かなり”大胆”な”絵”を描く人間なのね。と
しかし、”次なる魚料理”はもっと”衝撃的”だった。。。。。

:「サワラのソテーにバターソースを掛けて」
これも、そのままなので説明不要なのだが、要するに「サワラ」を焼いて「バターのソース」を掛けたもの。
だが、これを一口食べた瞬間、物凄い感覚に襲われた。
「サワラ」は火が入っているがそれでも完全には入っていない所、
そして、もう一口噛むと、「バターの野趣溢れるコクが口の中一杯に拡がる」のである、
いや、実に、一口食べて「余韻」がもったいないので、暫く黙って味わってしまった。。。。。。
:「素晴らしい」
バターを使うのはフランス料理の基礎と言えば基礎だし、私自身も料理をする時に、良く使ったりする、
しかし、「コクが出る」とは言っても、ちょっと分量を間違えるとクドクなるし、オエッと胸につかえる様にもなる、
勿論、「プロ」の料理人なのだから、と言えばそれまでだが、そうは言っても、街中の仏蘭西料理で、それがちゃんと出来る所も少ない。。。。。。。
ま、良い所で食べればね?と言う事になるのだが、
さりとて、:「そうはナカナカ出来ないものですよ?」と
正直、この一品は非常に満足度が高かったので、何処かの子供がやる様に、結構時間を掛けて食べてしまった(笑)

そして、メイン2品目の「肉料理」
:「ホロホロ鳥のソテー」
これも字の如しで、そのまま、なのだが、「皮の揚げ方」が非常に巧いと言う事と「カレー」がソースのベースになっていて、結構淡白な「ホロホロ鳥」を無理無く、味付けしてあったのだが、
まあ、これは好みの問題でしょうが、「普通」と

そして、デザート
:「チョコレートのタルトにピスタチオナッツのアイスクリームとチョコのヌガーを添えて」
ここまで、結構「バター」「カレー」と来てなので、「ピスタチオ」のアイスは、お口爽やか〜〜〜と。
勿論、前菜と同様に、デセールのこの皿も「美しさ満点」なのは言う迄も有りませんでしたが(笑)

こうして、ひととうりコースも終わって、食後のコーヒーをすすりながらの”デジュネ”は終わったのだが、
実は、色々と考えさせられてしまった。。
私は2年前迄はパソコンを持っていなかったので、「取引」は当然、「対面」
今の様に「日量り」など、殆ど考えられなかったし、「手数料」の事を考えれば「損切りの決断」もかなりシビアだった。
要するに、「マルッと儲け」ないと、厳しい状況だった訳だ、
その為、「いかに天井で売り抜けるか?」を腐心し、その為に「チャート作り」「チャート読解」にはそれこそ、心血を注いだ。
多分、人生で一番夢中にやったかも知れない。。。。。。。
しかし、今は「チャート」もパソコンで直ぐ色々な指標が出てくるし、昔の様に、証券会社に電話してFAXで「4本足」をザクザクと送って貰ってもいない、
ある、漫画に出て来るセリフなのだが、
:「ああ、あの頃は幸せだった、只、只、漫画だけを描いていれば良かったあの頃を、、、、、、。」
勿論、「株」をやるのは「儲ける」為であって、「チャート」を引く為では”決して”ない。
しかし、2年前の自分と振り返ると、そう言う「チャート面」における厳しさが失われているのでは無いか?
「枕元に迄チャートを積んで寝ていたあの頃」と比べると、どうも、、、、、と。
そう、当時、私が一番意識したものは「天井で売る事」
実際、それは、色々な銘柄で良くやったし、また、出来た。
無論、それは、「一度売れば手数料の問題で2度とは会えない」と言う理由もあるのだが、
こう、なんだろうか、自分の「美意識」として、「限り無く天井で売ってやろう」と言う、何かそういう無意識の感覚はあった様な気がする、
まさに「ギリギリの所まで引き付けて」、、、、、、
そして、「売り切った所で直ぐ、崩れて行く株価」
当時は「文字放送」でしか「株価」を捉えらなかったけれども、「5分後」にでも崩れると、「儲けて嬉しい」と言うよりも、「やった!」という気持ちの方が強かったな、と。
ま、「株」をやる事が「芸術」だの「美術」だのと言う気はさらさら無い。
「芸術」や「美術」は、「何か新しいものを創造する」が、「株」は、何も創造はしない。
何か社会のお役に立つと言う事でも、また無い。
だから同じ次元に置く事など能わずだし、「仕手株」の本尊でも無い限り、「チャートを作った」とも言えないのは良く分かっている。
確かに、「株」をやる上で「儲ける」事を全面に出すのも、確信犯的で良いだろうが、
しかし、「儲ける事」の他に、何か一本筋を入れる事ができる様なもの、
あえて、だからそれは「美学」と言うか「美意識」と言うけれども、そう言うものを持ち合わせて行かないと、何やら、無味乾燥な様な気がして来る。
それは、人各々によって違うものだろう、先の「確信犯的」なものでもそれを徹底させたものであれば、そこに何か「凄み」も出てくるだろうし、何か「金銭」の他に得るものも出て来るかも知れない、
或いは、それは、「売買や仕掛けの基準」と言う事になるのかも知れない、
とりあえず、「相場」で、”勝つ事”は当たり前の事にしても、その上で、何か、新しい境地は無いものか?
そう言う探究心を忘れていては「良いトレード」は出来ないな?と
ここ暫くは、相場も活況を呈すだろうし、さほど苦労をしなくても儲かる展開は続くだろう、
その中にあるからこそ、”自分流”の何かを見つける端緒にして行きたい、と
勿論、私の”自分流”は「天井売り」であるから、当面、「買った銘柄」は売らないつもりだけれども、
そういう、暫し忘れていた、「意識」を呼び起こさせてくれた「シェ=松尾」の料理、
いや、「職人の技」、
久しぶりに「凄いな」と思った一瞬でした。


ま、長々と下らない事を書いてしまったので「お一つ」、「9984」が形を整えて来ました。
今日、「4670円」を抜いた事で、」「一段上」へ、と。


マエストロの株式ボナセーラ




SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送