<今日の解釈>
正直な所、今日で底打ち、反転となったと観てい良いのか?
この事については、多少疑義がある
相場が上がって文句を付けるつもりはないのだが、
今回は、”上昇相場”の中とは言え、色々不安定な動きも顕在化して来た中での、「日柄ゾーン」なので、かなり神経質に観ている部分も当然あって、
昨日も書いたが、「過ぎてみて初めて底打ちと分かる」部分もあるので、難しい
今日の、「ハイテク」「指数」の上昇を見れば、特にケチをつける場面でも無いのだろうが、
1)「三井住友のUFJへの申し入れ」によって、「三井住友」が買い気配なのはともかく、直ぐに失速しただけでなく、他の銀行株も、同様に失速をした事
2)昨日の「三井住友」の取り引き引け間際に、かなり微妙な買い板が出現していたこと
から、そのような事情を知るものの、ヘッジ買いが、たまたま、ショートカバーをもたらした上に、
先物に「公的介入」の観測や、月末の「ドレッシング」の動きも合わさっての、上昇だったのでは?とも見る事が出来る
勿論、これは、今日の雑感なのだが、
一番肝心なのは、「投げが出たかどうか?」と言う点
”今が上昇相場”ではある為、単純に比較も出来ないが、2000〜2001年に掛けての下げ相場においては、「投げ」が足りない為に、「日柄」等は合っていても、その後の上昇に結びつかなかった事は、何度かあった
今とは相場の質が違うので、これをそのまま当て嵌める事は出来ないのだが、
いささか、引っ掛かっている部分である

<来週は>
米国市場に関しては、「原油」と「株式」の因果関係が言われている部分もあるが、
一昨日のチャートで、かなり、綺麗な陽線を出しているので、一応の底打ちと観ても良いだろうと言う事と、
ヘッジファンドの決算が、7月に有るモノも多いと聞く為に、「ドレッシング」も当然やってくると思われる
(これも、今日は、日本株投資をしているヘッジファンドの決算対策の上げともある意味関係しているかも)
と言う事で、来週、月代わりも、寄り付き以降は堅調とは思われるが、
そこで、「銀行株」が引き続き、どの様な動きをしていくか?を観て行きたい
特に、「みずほ」辺りはの今日の動きは、引けに掛けての、意図的な買いとも思われるので、これが、さほど強い動きをしないのであれば、
相場の方向性としては、少々難しいものが有るかも知れない
ここに来て、「銀行株」を巡る鞘当ても始まって来て、何やら、微妙な空気も出て来ている為、「上昇相場の土台」を壊す事にはならないが、「上昇の開始」には、やや、モタモタするような感じもするので、尚更、神経質になってみたい所ではある

<逆に>
今迄とは、好対照に「ハイテク株」が牽引をしていく可能性は高いとも言える
今回の「上昇相場」は、「主力所」を中心に”業績相場”になる可能性は、先週位から指摘をしている所だが、
ここに来て、さ程、ハイテク株が全体相場の足を引っ張らなくなって来ている事や、
業績報道に対しても、素直に反応している事等も観て行くならば、
「銀行株」のもたつきとは反対に「ハイテク株」に資金が向かう事は十分にあるだろう

<いずれにしても>
今日の所では、「ドレッシング」+「銀行再編を受け手のショートカバー」だったのか
本格的に「上昇入り」したのか、
判断が付かないとしか、言えない部分が有る為、引き続き、「ヘッジをするかどうか?」は念頭に置いておいた方が良いのかも知れない。



マエストロの株式ボナセーラ




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