• ご挨拶

逆日歩に買い無し

• 逆日歩が付く訳ですから……「空売り」が多すぎて、現物の売り物が少ない訳で…… つまり「買い戻す」にしても買い戻すための”玉（株券）”が無い（薄い）状態になっている訳ですね。 良く「逆日歩で売り方を締め上げる」…と言う表現が使われる事がありますが…それは、この様な商状を観ての表現でもあります。 さて……そのような“売り方を苦戦に？”と言う事ですから……”買い方”が有利…な様に思いますが… 「逆日歩」で売り方が買い戻しに動く時の一瞬は”上へ”と言う需給が発生しますが、その一時的な需給が終われば、相場は一つのクライマックスを終えた形にもなるので… ”手出し無用”的な状態に陥る事にもなっていきます。 その意味で（？）…相場巧者であるとか…その手のスリリングな展開が好きな人以外は止めましょう（「買い無し」→「甲斐無し」）と言う事を示唆している格言な訳です。